“福祉”とは助けを必要とする方を助けるものです。ですから、高齢者、障がい者、乳幼児、すべての弱者に優しい福祉でなくてはなりません。高齢化が進む中、介護が必要な方をしっかりと支える仕組みづくりが求められます。
福祉 ~社会的弱者・高齢者の方々が活躍、共生できる地域~
医療 ~プラチナ世代に地域で貢献していただくための健康寿命の促進~
健康な体を維持していくために、医療は必須です。治療を行う医療機関と共に、地域では予防医療の重要性も高まってきています。この地域では、豊岡病院、八鹿病院、鳥取市の病院などと如何に連携し、医療機関のそれぞれの役割分担を明確にすることも重要です。
防災・減災 ~もしもの時に備える災害対策の強化と地域防災力の向上~
近年の異常気象は誰もが肌で感じているところです。それに伴い、過去にないような集中豪雨も増えてきています。また、災害が起こらないためにあらかじめ備えておく“防災”も重要です。来ないと思っている津波、崩れないと思っている山…何かあった時のために準備すべきです。
少子化対策・既婚化支援 ~安心して結婚でき、子育てができる社会~
結婚することが当たり前だった時代から、結婚に対する考え方が「自由選択」の時代へと変わってきているように感じます。そのような時代だからこそ、結婚しやすい環境整備を整え、もっと子育てしやすい地域にしていくべきと考えます。
産業振興・地場産業の育成 ~水産業、農業、畜産業の振興(世界農業遺産登録)~
この地域で暮らすためには、なんといっても仕事がないと暮らしていけません。また、若者が帰ってくるためにも仕事は必要です。しっかりと稼くことのできる産業、今ある産業を伸ばすこと、若者が活躍できる新産業の創出にも取り組むべきです。
起業・創業支援 ~若い世代や女性がイキイキと仕事するための雇用創出~
定年を迎えた方々の再雇用とともに、ますます女性を中心とした子育て世代の人材が企業の戦力として必要不可欠になっています。現役世代が活躍しないと地域を支えることができません。産業振興と雇用創出は一体のもので地域を支える背骨になるものです。
子育て支援・教育振興 ~地域一丸となった子育てと基礎学力の向上~
高齢化をささえるのは、今の子育て世代であるからこそ、子育て世代環境を整えることが重要だと考えます。
女性が能力を発揮して安心して働くことができる子育て環境づくりに早急にとりかかるべきだと考えます。
また、教育は人材育成の基本です。この地域でしっかりと教育を受けた子供たちが、将来帰ってきて地域に貢献する。それがこの地域の良い形だと考えます。
地域の魅力創出と情報発信強化 ~選ばれるためのメディア戦略~
この地域は、素晴らしい日本海の景観を有する世界ジオパーク、山、滝などの自然、温泉などの観光資源、カニなどの海産物、但馬牛、米などのおいしい農産物といった他にはないA級の宝庫です。しかし、それを活かすためには今の時代に合った情報発信、メディア戦略をしっかりとしないと“選んでもらえる地域”になりません。“選んでもらう”ために情報発信していくことが大切です。
新技術の導入・新産業創出 ~AI・ITなどの導入による新たな成長産業の育成~
今日のAI(人工知能)や情報技術は日々進歩しています。それらによって既存の仕事がなくなっていく側面も危惧されますが、私はこの地域だからこそできる、新技術を使った取り組みができると考えます。そのことは若者の就業支援にもつながると考えます。
建設業の振興 ~この地域を選んでもらうための交通網整備~
この地域の自動車専用道路の整備状況は全国的に見ても遅れています。不利な地域、遅れている地域に対してより手厚く、より早くすべきです。北近畿豊岡自動車道、山陰近畿自動車道の早期整備は急務です。また、笠波峠を含む国道9号線をしっかりと整備することも私たちの生活を維持する上で重要です。
町議会での2期の歩み
町の現状に対する危機感から議員になる決意をしましたが、はじめはわからないことも多く、
試行錯誤の繰り返しでした。しかし、町民の方々の負託を受け、議員にいていただいた以上、
目の前のことをがむしゃらにやるだけではなく、町内はもちろんのこと、但馬地域の若手経営者との懇親、
政経塾での全国の若手議員との研鑽等将来の町の姿をしっかりと見据えての活動を心がけてまい進してきました。
美方郡の高齢化率は2020年予測で40%を越しており(香美町:40.5%、新温泉町:40.8%)、県平均の約30%を大きく上回っています。一方、合計特殊出生率は県下でも高い水準にあります。にもかかわらず、2010~2015年にかけての人口減少率が高い水準にあるのが現状です。
つまり、子供は比較的生まれているのに、地域から出て戻ってきてないというのが今の美方郡の現状です。
それでも私たちはこの地域に住んでいる以上、この状況をそのままにしておくことはできません。
今すべきことは、”産業振興と人材育成!”今、手をつけないと手遅れになることが多くありあす。