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【年度替わり~荒木副知事、入学式~】

年度替わりは新たな出会いもあれば、新たな出発もある時期です。

 先日、3月31日には兵庫県の荒木(元)副知事が副知事の職を退任されるということで退任式が県庁1号館中庭で行われました。荒木(元)副知事は新温泉町(旧浜坂町)出身で、私も県議会議員になってから、一般質問の後に副知事室で様々なご指導もいただいたり、事あるごとに声をかけて頂いたり・・・大変お世話になった方です。

 齋藤知事のあいさつでは、10年近く前、齋藤知事が宮城県庁で勤務していた時に荒木(元)副知事に初めて出会ったこと、それからも齋藤知事が兵庫に帰ってきたときには度々食事を共にしていたことなど、齋藤知事が知事選出馬を決意するずっと前から交流があったことを話されました。

 荒木(元)副知事の最後の力強いエール “フレー!フレー!兵庫県!” “フレー!フレー!県庁!” “フレー!フレー!齋藤!”の際には思わず涙腺が緩みました。

 また、昨日は豊岡市にある芸術文化観光専門職大学の入学式に参列させていただきました。昨年に開学したばかりの若い大学ですが、今年は2期生を迎え入れ、学生数は2倍となりました。コロナ禍で芸術も文化も観光も大きなダメージを受けたことは言うまでもありません。

観光の語源は、四書五経の一つ「易経」の一文である「観国之光」(国の光を観る)という中国の古典にあります。国の光とは、その土地だけでなく文化・風土などあらゆるもののことだととらえると、観光とは余暇を楽しむことにとどまらず、もっと大きく可能性が広がると思います。学生の皆様のこれからの飛躍が大変楽しみです。

 私の地元、香住の文化会館の桜も満開になり、但馬にも春の訪れを感じています。ウクライナにも同様の本当の春が訪れることを心から願います。

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